スイフトスポーツはどうだ!?いいのか!?

スイフトスポーツスイフト

2010年のスイフトの発売から1年ほど遅れて1600ccハイオク仕様のスポーツモデルが市場に投入されました。

先代と同じM16Aエンジンを搭載していながら、VVTの最適化、可変吸気システムの導入、冷却装置の改良などを行ったことにより、NAエンジンとしては高出力の100kw(136PS)/6900rpm、最大トルクは160Nm(16.3kgm)/4400rpmを達成しています。

トランスミッションは2~5速にクロスレシオを搭載した6速MTと、スポーツに初めて搭載されたパドルシフト搭載の7速CVTから選ぶことができます。

外観も大きく空いたフロントグリルと、3本フィンのフォグランプベゼル、2本出しの大口径マフラーを採用、純正ホイールも17インチのアルミホイールにサイズアップすることにより、より戦闘的なスタイルへと仕上がっています。

販売当時私が乗っていた車は1200ccのスイフト。
サーキットでスポーツ走行をしたことはありますが、やはり1200cc、しかもCVTでは他の車に全く歯が立ちませんでした。

さらに年間2万キロは走るという過酷な状況で酷使されたこともあり、クリスマスで世間が浮かれている頃、メーターもクリスマスツリーのように警告灯が点灯するようになり、ついに乗り換えを決意しました。

購入する際、スポーツモデルに乗ろうとは決めていました。
中古車を買うか新車を買うかで迷ったのですが、やはりスズキのフラッグシップモデルということもあり、走行距離が少ないものでは、税込価格で150万円を超えるものがほとんど。さらに私は年間2万キロは走りますので、安い過走行の個体では不安ということで、結局新車を購入することになりました。

さっそくディーラーで見積もりをしてもらうと、もともとの本体価格が1,743,000円で、1600ccクラスのスポーツハッチバックよりも10~20万円程度安かったのですが、先代の1200ccのスイフトを下取りに出し、決算が近いことも相まって、諸費用を含めて合計180万円ちょうどでの見積もりをもらうことができました。

ホンダフィットやトヨタヴィッツも見に行きましたが、価格の安さ、他メーカーではない、店員さんのアットホームさに押され、購入を決意しました。

発注から約一か月後に無事納車され、店長も興味があるらしく、私が運転し、店長が助手席に乗って近くにあるガソリンスタンドまでドライブ。
クロスギアになっているだけあって、加速がとてもよく、踏んだら分だけきっちり加速して、ハンドルを切れば素直に曲がる、とても扱いやすい車だなぁと思いました。
店長さんも「いいなぁ~」「ほしいなぁ~」を連呼。ガソリンスタンドでガソリン満タンおごってもらいました。

肝心のスポーツ走行は、3か月後の宮城県SUGOサーキット。
1200ccでの思い出がある私はスタートシグナルと同時にフルアクセル。
・・・危うく前の車に追突するところでした。

コーナーでも全く不安がなく、ブレーキも簡単にロックすることはありませんでした。
先代1200ccでは速度が上がらなかった、SUGO名物最終コーナーの10%勾配のある上り坂も加速しながら抜けていきます。

全てノーマル、タイヤも純正での出場でしたが、同クラスで優勝することができました。
購入した値段のことを考えれば、この走りは驚異的でした。
買ってそのままサーキットへ持ち込むことができる、完成度の高い車であるということを体感することができました。
【参考】

コメント

タイトルとURLをコピーしました